J企画概要
割箸整列機器の導入
現在、割箸の製造は 機械化が進んでいます。しかし、木を削ることは機械にできますが、まだまだ人の手が必要とされる工程も多く、検品のための最終チェックや選別などには、人の目と手を欠かすことができません。
※上記の写真が検品・選別作業です。
この検品・選別作業の前には、「割箸の頭を揃える」という作業がありますが、J企画ではこれを何とか自動化できないものかと考えました。
機械の開発をお願いしたところ、お箸の「頭が重く先が軽い」という性質を利用し、押し出されたお箸が落下する際に自動で方向転換する機械が完成しました。
今後この機械導入により、選別作業が効率化され、作業者の高年齢化や人手不足に対応できるのではないかと考えています。
木毛くずの有効利用
割箸製造の際に出る木毛くずの有効利用はかなり進んできましたが、まだまだ開発の余地があると考えています。
J企画では今後、県森林技術センターと連携で有効利用製品開発を行う計画をしています。
これからのJ企画
吉野町の地場産業である割箸製造業の発展と吉野割り箸の普及のための働きかけを行います。
- 割箸の選別専門作業事業
- 割箸製造過程で出る木くずなどの商品開発
- 従来市場に出せなかった製品の集約と新市場への販売
お問合せ
- 〒639-3432 奈良県吉野郡窪垣内115
- TEL : 0746-36-6333
- 代表 奥谷 純子